こんにちは。
こころの相談室ねこのての福地です。
2023年11月25日にAssembleさんの御依頼で、「支援者が支援を受けたっていいじゃない 実践者に聞く支援者支援のすゝめ」という研修を行いました。
こころの相談室ねこのての自己紹介のようになりましたが、なにもないところからスライドを作ることが楽しい時間となりました。ねこのてのように頼りないかもしれないけれど、がんばる同業者の背中をぽんぽんと慰めたり励ましたりするような、そんな自分のスタンスを見つめなおす機会になったように感じています。
2023年12月9日には、「こころとからだをつなぐ」と題したワークショップを行いました。こちらは、こころの相談室UPの松元大地さんと、Tochigi Mindfulness&Counseling Takibiの鈴木健一さんのお二人に加わっていただきました。
こういう体験するワークショップ、自分が参加することが好きだったので、その楽しさを皆さんにも感じていただけたら嬉しいです。
オンラインであると言語に偏った情報になりがちですが、その中でもできるワークを考えました。ちょっと欲張った内容になったと自負しています。
どちらの研修も、久しぶりにするもので、私自身、いつもより緊張気味でした。
無事に終わることができてほっとしていますし、皆様のアンケートを拝読して更にほっとしています。
どちらも引き続き、皆様からのアンケートをお待ちしています。
アンケートというものは、私ども講師の燃料のようなもので、皆さまからのフィードバックをいただいて元気になったり、またやろうと励まされたりしています。
なにしろ、対人援助職向けの研修をしておりますと、御参加くださる皆さまが対人援助職であることから、褒めるのがお上手なことといったらさすがなのです。
もちろん、反省点が浮かび上がってくることもありますし、次のテーマを考えさせられることもあります。
皆様からのお手紙として、いつも、それを読むのが楽しみで研修をしているようなものです。
2023年は、夏場に体調を大きく崩し、入院が長引いたこともあり、あまり研修や勉強会やワークショップを開くことができませんでした。
一年の前半に関わらせていただいた研修は下記のものがありました。
2023年2月5日に、公認心理師の待遇改善を考える会主催の「公認心理師の臨床実践のための倫理を学ぶ」研修で、私設開業のパートを担当いたしました。
そこでは、特に「まっとうな臨床をしましょう」と、うさんくさくならないために、厚生労働省の医療広告ガイドラインを参考になるものとして紹介しました。資料を配布しない研修でしたが、他の講師の皆様のレジュメ、私がほしくなったものです。
2023年3月5日は、オフィスKさんの主催で、「生と死に向き合う心理臨床」と題したシンポジウムでお話しました。私がお話したのは「心理職、がんになる」と自分の体験談。近畿大学病院の梶原都香紗さんが緩和ケアの立場から、また、心の海を味わう心理相談室TAYUTAUの山下美佳さんが生殖物語を中心に曖昧な喪失について話してくださり、死と向き合う生について考える時間となったかと思います。
一度、自分のがんの体験をきちんと言語化したい、どなたかに聞いてもらいたいと願っていたことがかないました。
2023年3月19日は、MOSSさんと、恒例の「はじめてのインテーク」研修。聞き方編と書き方編からなる中身たっぷり、日数もかけての研修に育ちました。配布する資料も、これ以上、付け足すところのないような資料になっていると思います。
が、今年は機器の不調で音声トラブルがあまりにもひどく、視聴なさった方にとってはストレスもあったかと思います。非常に悔しい思いをしました。
これは、2024年、リベンジします。
ロールプレイに御協力してくださった皆様、ありがとうございました。
2023年5月7日には、こころの相談室UPの松元大地さんと共に「はじめて学ぶケースフォーミュレーション」という研修をしました。松元さんはCBTの立場から、私はその他の場合として情報を補完する役割でした。
前半の講義はよかったのですが、別の日に予定していた後半で、私が体調不良のために欠席してしまい、こころの相談室UPの松元大地さんにはずいぶんと御迷惑と御負担をおかけしてしまいました。
そこから、研修や勉強会もせず、個別の相談もお引き受けすることが難しくなっていきました。
夏から、大川貴子さんが助っ人として登場。こころの相談室ねこのてのお引き受けできるケースの幅と数が、むしろ増えました。
現在も続けて助っ人をしてくださっており、たいへん、心強いのです。
また、秋からは、WAISが得意な助っ人2号が登場。まだまだ人見知りをなさる方なので、WAISの御相談が入った時だけ、御案内しています。
そう考えると、ねこのても少しだけ育ってきたように思います。
幸いなことに、12月はすでに御予約がいっぱいの状態になりました。
まだ少し、福地も大川も、もう一人のWISC専門の助っ人も、御予約が残っています。
ですから、少しだけ早いのですが、忘れぬうちに年末の御挨拶をしておこうと思います。
今年も一年間、ありがとうございました。
みなさま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。
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