これは2019年5月12日に行ったワークショップです。
インテークについてのワークショップは、毎回、注目度が高いこともあり、毎年のようにくりかえして行ってきました。 残念ながら、2020年度はCovid-19の流行もあり、春に行うことは断念いたしました。
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新年度を向かえました。元号が変わることが大きな話題となっていますが、心理援助職についても公認心理師資格という国家資格が登場し、変化の節目となることでしょう。
この春から初めて、心理臨床の現場に立つ方も多いかと思います。そこで、以前「How to Intake」と題して行い好評だったワークショップを見直して、提供することにいたしました。
医療現場におけるインテークで大事なことは2つあると考えます。ひとつは、医師の診断や治療に役立つものであること。もうひとつは、そのために、情報は過不足なく、かつ、他のスタッフに読んでもらえる長さにまとめることです。
講師が心療内科・精神科クリニックで勤務してきた経験をもとにした内容となりますが、医療領域に限らず、初めてクライアントと出会う面接で役立つようなものにしたいと思います。どのように考えながら、どのように情報を集め、どのようにまとめて伝えていくのかを、練習を交えながら一緒に見直していきましょう。
公認心理師・臨床心理士の方のみならず、広く心理相談業務をしている方、目指す方を対象にします。医療領域での経験が浅い人や、経験のない人にもわかりやすい内容になるように心がけます。また、既に働いていらっしゃる方の知見は、この会をより豊かにしてくださるものと考えます。どうぞ、お誘い合わせの上、ご参加くださいませ。
なお、今回は、参加人数によっては、臨床心理士資格更新ポイントの申請をしたいと考えています。
日時: 2019年5月12日(日) 10:30-16:30
会場: JR香椎駅ビル(えきマチ1丁目)4F コミュニティBルーム
対象: 公認心理師、臨床心理士、その他心理援助職の方(個別に御相談ください) 臨床心理学を専攻する大学院生(M1の方も歓迎です)
定員: 20人
参加費: 社会人5000円・学生4000円(当日受付時にあつめます)
