
福地周子といいます
自己紹介
公認心理師(登録番号5849)。臨床心理士(登録番号14927)。教育学修士・学術修士(臨床心理学系)。
同志社大学と早稲田大学大学院で教育学を、久留米大学大学院で臨床心理学を学びました。
2002年より橿日会かしい心療クリニックに勤務しています。現在、心理士主任として、後進の指導に関わることも増えました。その他、福岡県スクールカウンセラー(中学校・小学校)、福岡女子短期大学非常勤講師、電話相談のボランティアなどを勤めてきました。
御相談の内容はさまざまで、摂食障害や自傷行為で困っている方、不登校や親子の問題、虐待や性暴力などの被害とその後遺症、パニック障害や過敏性腸症候群などの不安や緊張の問題、発達障害と自立までのお手伝い、うつ病からの回復や職場復帰、喪の作業、性別違和や同性愛といった家族に話しづらいことなど。
また、病院、薬局、教育機関などで研修会を多数開催してきました。そこから、自分でもワークショップを主催するようになりました。2020年からはオンラインでのワークショップやグループスーパーバイズも開いています。
ソリューション・フォーカスト・アプローチが私にとっての一番の土台となる働きかけ方です。ケースの理解については、精神分析を学んだことが、大きな基盤となりました。そのうえに積み重ねるように、CBT、アサーショントレーニング、EMDR、催眠療法やリラクゼーション法など、様々なことを学び、今の自分のスタイルを形作ってきました。
日本心理臨床学会、日本ブリーフサイコセラピー学会、日本精神分析学会に所属しています。
2019年にギャンブル依存症治療指導者の研修を受けました。

こころの相談室 ねこのて
オンラインのカウンセリングルーム
「こころの相談室 ねこのて」は、みなさんの手助けになるように、との思いをこめて名付けました。
猫の手ですから、大きな手助けはできないかもしれません。ちょっと頼りないかもしれません。
実は、カウンセリングというのは、そういういものではないかと思うのです。
時には、話してなんの役に立つのか?と問われることもあります。
けれども、こころが弱っているときや困っているとき、ひとりでは抱えきれない気持ちのときに、その気持ちをわけていただき、これからを御一緒に考えることができます。
この相談室は、生まれたばかりの小さなものです。
室長の私ひとりでひっそりと運営していくつもりです。
そのため、相談をお引き受けできる時間も人数も限られています。
オンラインでの音声や文字のみのカウンセリングであるので、実際に対面で行うカウンセリングよりも、カウンセリングってどんなものなんだろう?と試してもらいやすいと幸いです。
同時に、こころの相談室ねこのてとしては、後進の方のお手伝いをしていきたいと願っています。
心理職の方のなかには一人職場の方も多く、先輩たちの知識や経験を教えてもらうことがなかったり、相談する相手がいないとおっしゃる声をうかがいます。
そういった同業者の後進の方たちに、私がクリニックで20年近く重ねてきたわずかばかりの経験がお役に立つのであれば、気軽に相談していただきたいとの思いから、ワークショップを開いたり、スーパーバイズやグループスーパーバイズの場を作ってきました。
その活動をこれからもこころの相談室ねこのての業務として継続していきます。
時にはオンラインで、時にはオフラインで。
心理職のゆるやかな繋がりの場を提供していきます。

未来をめざす
カウンセリング
SFA(Solution Focused Approach, 解決志向アプローチ)をベースにして、お一人ひおとりにあわせたカウンセリングを行います。
このSFAは、アメリカでSteve de ShazerとInsoo Kim Bergの2人が中心となって開発した技法です。「何がいけないのだろう?」と考える代わりに「自分が望む未来はなんだろう?」と考えるところから、それにむかってできることや役に立つことを探していきます。
今よりもう少しだけハッピーになれる未来をめざすような、そんなカウンセリングを提供していきたいと考えています。