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人格理解のための統合アセスメント
1. はじめに 臨床場面でクライエントを理解するためには、単一の理論や検査に頼ることはできません。人の人格は、生得的な特性と、発達史・対人経験・環境との相互作用によって形づくられる“多層的なシステム”です。 本テキストでは、臨床で実際に役立つ 人格理解のための5つの視点 をまとめています。特に、初学者が混乱しやすい「性格(traits)」「精神分析的タイプ」「ICD-11特性」「神経発達特性」「知的能力・認知機能」の関係を、理解しやすい順序で整理します。 2. 人格理解の“黄金の順序” 臨床でのアセスメントは、次の順番で行うのがもっとも精度が高く、誤診や誤帰属を防ぎます。 ① 知的能力(IQと認知プロファイル) まず、その人がどのような認知的資源を持っているかを理解します。処理速度、ワーキングメモリ、言語理解、視覚的推理など、思考の基盤となる能力です。 性格はこの“土台”の上に形成されます。 ② 発達の偏り(ASD/ADHD/SLD/感覚特性) 次に、生得的な神経発達の特性を把握します。これは「性格」ではなく「情報処理のスタイル」です。...
ふくち
2025年12月20日読了時間: 5分


WS心理職なんでも相談会2025
今年も、心理職の質問あるあるなんでも相談会をします。 昨年から始めて、今回3回目になりますが、このまま、恒例になると嬉しいな。 初めての方も大歓迎。私と大川さんをアシストしてくださる”天の声”も大歓迎です。 個別にSVを受けるほどではないけれど…と気になっている疑問。 今更だれかに聞くのも恥ずかしいなぁとためらっている質問。 あるいは、誰に聞いていいのかわからないけれど、困っているようなこと。 そんな皆さんからのご質問とともに参加していただきたく思います。 たとえば… 「自分がやっていることが、カウンセリングなのか、わからなくなるんです。なにをやったら、カウンセリングなのでしょう?」とか。 「オリエンテーションって、決めたほうがいいんですか?」とか。 「職場内の雰囲気がぎすぎすしていて、だんだん出勤するのが嫌になりました。転職を考えることもありますが、なかなか踏み切れません」とか。 「心理検査ではASDやADHDの傾向があり、生育歴からはC-PTSDではないかと考えられる場合の診断ってどうなるの?」とか。 「病院臨床では、ロング白衣ですか?」とか
ふくち
2025年11月18日読了時間: 2分


「恥とアタッチメントをめぐる対談」アーカイブ視聴申し込み再開
こんにちは。こころの相談室ねこのての福地です。日に日に朝夕が肌寒くなってまいりました。あわてて冬服を出してきたり、暖房をつけるようになったり、金木犀の香りを楽しんだり。金木犀の開花は一か月ぐらい遅い気がしますが、空を見上げればカモの群れが飛んでいたりして、季節の進みを感じます。 さて、2025年10月25日(土)に、清洲心理相談室の森本千恵さんと、「恥とアタッチメントをめぐる対談」を行いました。およそ、2時間ほどの時間。森本さんの事前の原稿をもとに、昨年の「アタッチメントと自己愛についての対談」も踏まえながら、アタッチメントの発達や、恥の体験について、わが身に引き寄せながら考えていきました。こちらの対談のアーカイブは視聴機関が11月27日(木)23:59までとなっています。まだ、3週間ほど、残っています。もしも、見てみたいという方がいらっしゃいましたら、下記からお申込みください。参加費は2000円となります。 https://forms.gle/Gbh1gKiiu2rN98ai8 こちらの収益の一部は、 あしなが育英基金 日本赤十字社...
ふくち
2025年11月4日読了時間: 1分


WS「恥とアタッチメントをめぐる対談」
2025年10月25日(土) 20:00-22:00 講師:森本千恵(清洲心理相談室)&福地周子(こころの相談室ねこのて) 参加費:2000円(銀行振込:10月21日まで) 参加条件:公認心理師、臨床心理士、もしくは、受験資格を有する方。その他の対人援助職の方々。臨床心理学...
ふくち
2025年9月22日読了時間: 2分
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