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  • 執筆者の写真ふくち

WS「WS怒りのケアとコントロール:精神科クリニックの心理臨床」

この内容は自分でもよくできていた気がします。 ひとつの感情に焦点をあてるワークショップとして、思い出深いものとなりました。


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今回のワークショップは、怒りのような激しい感情との付き合い方や取り扱い方について、学ぶ機会にしようと企画しました。 心理士が面接場面で出会う怒りには、クライアントがセラピストやスタッフに向ける怒りと、クライアントのテーマが怒りのことがあります。両者は切り離せないものではありますが、クリニックでお会いするケースを想定して、主に後者の怒りを取り上げます。 怒らずにはいられない心のケアと、より安全な表現方法を探すためのコントロールの両面から、怒りを主訴とするケースへの対応を考えていきます。怒りのより適切な表現にはアサーショントレーニングが役立ちますし、怒りとうまく付き合うにはアンガーマネジメントの立場もあります。講師がこれまで学んできたことのなかから、心理教育に役立ちそうな知識を提供します。なにより、ワークを楽しんで味わっていただきたいと考えています。 医療領域での経験が浅い人や、経験のない人にもわかりやすい内容になるように心がけてワークショップを行っています。そのため、ごくごく初歩的なことまで言及することを了承お願いしますが、参加者の臨床年数は問いません。既に働いていらっしゃる方の知見は、この会をより豊かにしてくださるものと考えています。 講師はクリニックに勤務するようになって16年が経ちました。担当してきたケースは600件、インテークは2000件以上になります。これらの経験が後進の方たちのお役に立てば幸いです。 今回は、参加人数によっては、臨床心理士資格更新ポイントの申請をしたいと考えています。臨床が楽しくなるようなワークショップにしましょう。難しい準備はいりません。好奇心だけ持って、御参加してください。


  日時:2018年3月18日(日) 10:30-16:30

  会場:JR香椎駅ビル(えきマチ1丁目)4F コミュニティルーム

  対象:臨床心理士 および 臨床心理学を専攻する大学院生

  定員:20人

  参加費:社会人5000円・学生4000円(当日受付時にあつめます)


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