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  • 執筆者の写真ふくち

WS「精神科クリニックの心理臨床:How to Treat」

careやhealではなく、treat。

問題をどう扱うのか、というところから、取り組みたかった記憶があります。 と同時に、この頃から既に発達障害が関心を集めるようになるなかで、心理職がテスターになっていくと嫌だなぁという気持ちが働いていたような気がします。


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「病院って大変じゃないですか?」「病院で働くためには、なにを勉強しておいたらいいですか?」 当院に見学に来た学生さんや、他領域で働く心理士さんに、よく、こんな質問を受けます。実際に見学や実習に来て見ていただくのが手っ取り早いのですが、そうもいかない。一言では言い切れないけれども、とりあえず、どんなことを私達がやっているのか、知ってもらおう。そして、自分で考えてもらおう。そういう意図で企画したWSです。そのため、対象を医療領域での経験が浅い人や、経験のない人を想定しています。 前回は、クリニックにおける心理臨床としてインテーク面接を取り上げましたが、今回は、「では、治療とはなにか?何をすればよいのか?」を考えていきたいと思います。医療領域の心理士にとって、まさに専門性の中核を担いますが、初心者にとって難しく、大学院教育だけでは十分に理解できないところかもしれません。そこで、当日は摂食障害の治療を例にしながら、講師の好きな解決志向アプローチのエッセンスを取り入れつつ、「治療って、こうやってはじまるものなんだ」ということを体得していただけるようにWSを企画しました。日々治療に悩んでおられる方には、飛び入りのスーパーバイズなども考えておりますので、当日の立候補もお待ちしております。みなさんの力をあわせて、臨床が楽しくなるようなワークショップにしていきましょう。 ※臨床心理士資格更新ポイント申請予定


  日時:平成26年8月24日(日) 10:00~17:00

  会場:フレスタ香椎(JR香椎駅ビル)4F コミュニティルーム

  対象:臨床心理士および臨床心理学を専攻する大学院生 

  定員:30名   参加費:学生5000円 一般7000円(当日受付時にあつめます)


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