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  • 執筆者の写真ふくち

よろず相談としてのスーパービジョン

こころの相談室ねこのてでは、スーパーヴィジョンやコンサルテーションのお問い合わせがちょくちょくとあります。 スーパーヴィジョンという言葉を用いると、ちょっと堅苦しいイメージがつきまとう気がします。 ちょっとかっこつけてスーパービジョンとHPでは書いておりますが、コンサルテーションもカウンセリングもひっくるめて、「同業者の方からのよろず御相談」ぐらいのつもりでいることを、今回は書いておこうと思いました。

スーパービジョンというと、私自身は、真っ先にケースについての見直しとしてのスーパービジョンが思い浮かんだものです。 また、継続的に相談し続けなければいけないイメージが湧く人もいらっしゃると思います。 どの流派にしても、技法と思想の伝承としてのスーパービジョンの役割も、もちろん大事なものだと考えます。 ですが、私自身がオンラインでの御相談を引き受けるようになり、必要とされているのは、単純にケースのSVだけじゃないなぁ、という気持ちを日々新たにしています。


心理職は、一人職場で働いている方が多い。 そうすると、この職の先輩たちの知恵を拝借したり、経験を棚卸してもらう機会が乏しくなります。 同業者に相談してみたい、ちょっとだけ先輩になる人の意見を聞いてみたい、他の職場だったらどうしているのかを知りたい、そんな気軽な感じで相談してくださることを大歓迎したいなぁと思うようになったのです。 御相談していただくことを通じて、私自身の積み上げてきたものを活かしていただければ、とても幸いなことだと思うのです。


これまで御相談いただいた内容は、ケースについての理解や対応の仕方についての御相談もあります。インテークの情報のまとめ方や、見立ての立て方についての御相談もあります。検査所見の書き方という御相談もあります。職場上司や同僚とのつきあい方や、これからのキャリアについての御相談もあります。 私の限られた経験ではヒントをさしあげることが難しいこともありますが、一緒に悩むことならできるかなぁと思います。


基本的に、私は継続するようにお誘いすることはありません。 有料で提供していることですので、それぞれのお財布事情もあると思います。 みなさんの忙しい毎日の中で、決まった時間を取ることが難しいこともあると思いますし、休養や余暇にあてることもとても大事です。 それに、きっと、私との相性もあるはずですから。


なかなか身近に相談先が見当たらないという心理職の方がいらっしゃったら、気軽に問い合わせてくださいな。



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