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  • 執筆者の写真ふくち

WS「ねこのて症例検討会」2nd season

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

正月早々の大きな地震。被害に遭われた方には、心からお見舞い申し上げます。

また、過去の体験を思い出したり、そうでなくても、落ち着かない気分になられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

皆様の無事を祈りつつ、できれば、悲しいことやつらいことが少ない日々が続く1年となりますよう、お祈りいたします。


さて、2024年1月から3月にかけて、月1度の症例検討会をします。

症例と事例。

この二つの言葉は厳密には使い分けられるものですが、語呂のよさで「症例検討会」と名付けました。

この会には、カウンセリングに陪席したい方や、初回面接の進め方が難しいと感じている方に、ぜひ、参加していただきたいです。

事例の見立て方や関わり方を学んでいただくには、こういう症例検討会の形が一番役立つように思います。


福地の主たるキャリアは精神科クリニックになりますので、医療の立場からの視点になりがちなことは御承知ください。

事例を理解するにあたって、知っておくとよい基礎的な知識についても、多少、解説を加えていくことができれば、参加する方たちの益になるのではないかと考えています。

事例提供者の臨床をねぎらい、いたわり、励ますような時間となるよう、心掛けて参ります。


2023年1月から3月にかけて行ったものとは少しやり方を変えてみようと思います。

毎回、お一人の方に事例を提供していただきます。

最初の30分は、事例提供者にそのCl.さん役をしていただき、福地がTh.役となってロールプレイをしてみましょう。

次の30分は、Cl.さん役を体験していただいた事例提供者と、福地が2人で振り返りながら、事例をより深く検討していきます。

その後、60分程度をかけて、参加の皆さんも交えて、質疑応答しながら、その事例をどのように理解することができるか、これからどのように関わっていくことができるかを話し合う場にします。

上記のやり方を行うため、事例提供の際は、レジュメを作る必要はありません。手ぶらでふらりと参加していただけるような会にいたしましょう。


対応に苦慮している(していた)ケースでも、どう理解してよいのか悩む(悩んでいた)ケースでも、あるいは、そのCl.さんのすばらしさを誇りたいケースでも、場合によっては、Th.自身が頑張ったことを再確認したいケースでも、いいのです。

臨床の難しさと楽しさを、一緒に味わう時間となれば嬉しいです。


日程:2024年1月13日(土)、2月10日(土)、3月9日(土)

時間:20:00-22:00(Max22:30)

講師:福地周子(こころの相談室ねこのて)

参加資格:公認心理師・臨床心理士の資格を有し、守秘義務がある方

参加費:3回で1万円

募集人数:10人前後


症例検討会はZoomを用いて行います。実名での御参加をお願いいたします。

当日に参加できない方のために、1週間だけ、動画を共有する予定にしています。

1月から3月の間、Slackも併設し、文字での情報交換の場も設けることとします。

この症例検討会は、公認心理師もしくは臨床心理士として守秘義務を有しており、臨床にたずさわっている方を対象に、参加者を募集いたします。

それ以外の条件の方は、お問い合わせください。個別に検討いたします。

御参加、お待ちしています。


お申し込みは以下に記入をお願いいたします。 https://forms.gle/GCW1Pn4WYSVDtjVZ8




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